紀伊国高野山を長期滞在して満喫しました(壇上伽藍)。

紀伊国高野山「壇上伽藍」を数日にわたって散策してきました。境内をただ散歩しているだけなのですが、空海所縁の建造物や損權衆の教義にまつわる遺跡が連なっており、楽しい遊びができましたよ。「西塔」の前で作務衣を着用した坊主が、宿坊利用者と推察する小規模集団に対して〝障子の穴から中が除ける〟という説明をしていたのを偶々効きました。その集団が去ってから、障子の穴から中を覗いて見ると・・・〝非公開〟となっている「西塔」内陣を垣間見ることができました。「金胎両部不二」に触れることができたのです。これまで建造物の中を覗いて見るという発想を持ちっていなかったので衝撃でした。次回の高野詣から、他の建造物でも可能な範疇で試してみようと考えています。

2025年12月10日