活動の覚書(ブログ)一覧

短い時間でしたが大仙陵古墳の迫力を体感し、堺市博物館で復元石槨・石棺・副葬品を楽しんできました。

なかなか大阪に出向く機会が無かったのですが、一念発起して大阪に宿をとって、いろいろと廻ってきました。行きたいな・・・と思っていた大仙陵古墳を実感してきましたよ。誰が埋葬されているかは不確定ではありますが、ヤマト政権の大王(おおきみ)の誰かが中に居るのでしょう。今回は大仙陵古墳を御拝所から臨んだだけでしたが、次回は周回したいと考えています。そして堺市博物館の充実振りっ。今回の更新では「古代の古墳・仁徳陵」展示室の1872(明治5)年発見・復元模型に注目しました。記録・図面に基づいた、〝金が取れる〟展示でしたよ。

2024年05月14日

〝聖徳太子が眠っている〟からか、とても穏やかで静かな場所でした。

珍しく大阪府に宿泊して摂津国・河内国で遊んでみました。大和国法隆寺は何度も参詣していますが、今回は〝聖徳太子が眠る〟と謂われる磯長墓(叡福寺北古墳)を訪れました。2023(令和5)~2024(令和6)年は、聖徳太子関連の寺院を参詣していましたので、「聖徳太子御廟」叡福寺を選んだのです。楽しみにしていた「寶蔵」は閉館中、そして全く商売っ気が無いのです。拍子抜けの感はありますが逆転の発想で。ここまで静寂かつ金儲感が無いのは、ホントに聖徳太子が眠っているからではないかと思ってしまいます。叡福寺周辺には用命天皇の陵墓や伝・蘇我馬子塚などがありますのでね。また時間に余裕をもって参詣しようと考えています。

2024年05月13日

〝個性が際立っていた〟薬師如来を簡易リペイントしました。

「海洋堂」様の法隆寺金堂モデル「薬師如来坐像」フィギュアは、既に「河越御所」で3体居ります。それらとは色合いが大きく異なっている「薬師如来」と出逢ってしまいましたので確保し、改造(簡易リペイント)をしちゃいました。余り細かいことは考えず、5分くらいで済ませたのですがね。近付いて見ると粗が見えてしまいますが、離れて見ると案外イイ感じ(笑)。「もう海洋堂・薬師如来で遊ぶのは限界」と思っていたのですが、リペイントで遊ぶという可能性が広がっていきそうです。今後も法隆寺の売店で「薬師如来」を購入することになりそうですよ。

2024年05月10日

室生寺「奥之院」への行き来は、それ自体が修行ですよ。

2022(令和4)年末に大和国室生寺「奥之院」に登拝した時のお話です。大和国室生に行くと、室生龍穴神社/妙吉祥龍穴(龍穴神社奥宮)には立ち寄るのですが、室生寺には偶にしか参詣しません。室生寺「奥之院」登拝は、2回に1度の割合ですからね。2~3年に1度くらいでしょうか。今回の更新は「奥之院」登拝だけに絞った内容です。室生寺「奥之院」登拝をお考えの方々の参考になればと存じております。偶然ですが、文字が刻まれた石段を目にしました。他にも文字が彫られた石があるそうです。石段は700段あるそうですからね。文字が彫り込まれた石を探すと、一日が終わってしまいますね。

2024年05月06日

夕陽を浴びた「伐折羅」。

作業をしていたら偶然、カーテンの隙間から夕陽が差してきたことに気付きました。
そこに居たのは、小っさい「伐折羅」でした。

放っているので埃を被っていますが、極彩色ヴァージョンなので映えています。
こちらは、海洋堂様から2018(平成30)年2月に発売された
 「miniQ ミニチュアキューブ006 伐折羅大将」
です。
税込価格が1,650円でしたが、現在は販売が終了しています。
探せば、未だ入手可能な状態ですがね。

普通に明るいところで、もしくはライトの光を当てると価格相応なのですが、偶発的な状況下だと、想定外だっただけに格好良さが際立ちます。

2024年05月03日

実際に討ち取られた場所は、ここより北らしいですよ。

摂津国四天王寺から徒歩圏内でしたので、足を伸ばしましたよ。未だ大阪の地が馴染んでいませんのでね、ちょいと迷い乍ら裏側より安居神社の境内へと入りました。社殿の前からいったん正面入口まで戻り、境内に入り直しました。知り合いが「雰囲気があって凄く良かったです」と力説していたので、行ってみました。・・・何も感じませんでしたよ。だって鈍感なんだもん。諸説ある様ですが、真田信繁が討死した場所は生國魂神社と勝鬘院の間あたりらしいですよ。近年、新造された真田信繁銅像のところで遊びました。次に参拝することがありましたなら永楽銭を持参しますよ。

2024年04月20日

羽柴秀吉へ逢いに行ってきました。

2023(令和5)年秋、「織田信長へ逢いに行ってきました。」の連動企画です。秀吉のところには何度か出向いていますのでね。豊国廟の位置も、現地の雰囲気も見知っております。初めのうちは印象が悪かったのですが(笑)、段々と馴染んできました。この時の訪問は良き天気にございました。明るい環境でしたよ。誰も居ないと思いきや、先客で凜々しいお爺ちゃんが居りましてな。ずっ~と豊国廟にて佇んで居られるのです。まるで羽柴秀吉が現世に姿を現したかの如きでした。思い込みでしょうがね(笑)。豊国廟に行く前、新日吉神宮に立ち寄り、売店で猿(秀吉)グッズを購入して向かったのが良かったのかと感じています。また京(みやこ)に行く機会がありますのでね、混同されやすい豊国神社と豊国廟のことを取り扱ってみたいと考えていますよ。

2024年04月16日

東京国立博物館で古墳時代の武装を学んできました。

〝ある用〟を扨措き、久方振りに訪れた上野の東京国立博物館「常設展」を続けますね。
実際には1年ぐらい東京国立博物館には出向いていなかったのですが、以前撮影した画像を整理していたり、公式HPを閲覧していたことで脳が東京国立博物館に行った(入った)と誤認識していましたよ。

最近、出向いたところの博物館に立ち寄っていましたからね。
〝武人埴輪〟と思っていたら、甲冑の埴輪であったことは驚きでした。
・・・なので、東京国立博物館でも古墳時代の甲冑を観察してみました。

肥後国(熊本県)江田船山古墳から出土した
 国宝「帯金式甲冑」
です。

頭部を守るのが「衝角付冑」(しょうかくつきかぶと)。
首元を守るのが「頸甲」(あかべよろい)、
胴体を守るのが「横矧板鋲留短甲」(よこはぎいたびょうどめたんこう)
です。

復元されてギラッギラッしている甲冑も格好良いのですが、錆びた古墳時代の甲冑も歴史の重みを感じることができ素敵です。

そして、こちらも肥後国江田船山古墳から出土したは
 国宝「横矧板革綴短甲」(よこはぎいたかわとじたんこう)
です。

背面を前にして展示していますね。
復元修理がなされていて右脇に金色の金具があり、そこで開閉できる様になっています。

この2例は、摂津国の今城塚古代歴史館で観た復元された挂甲(けいこう)とは異なり、鉄板を鋲(びょう)で固定するものになっています。

こちらは、補修・復元された甲冑の埴輪の全体像です。

庇(ひさし)が付いた甲(かぶと)ですね。

頸甲(あかべよろい)と肩甲(かたよろい)が一体化した状態で形づくられています。

胴体を守る短甲の部分です。
この画像で見ている箇所は、展示用として復元されたものですね。
背面に、この元となる箇所があるのでしょう。
次に行った時、確認してみますね。

誰しもが気になるであろう〝ブツブツ〟。
鉄板を固定している鋲(びょう)を表現しています。

腰元から傘の如く広がりを見せているのが草摺ですね。
発掘で出土した破片を組み合わせて補修、更に復元しています。
破片を組み合わせて復元するのは、かなり難儀な作業ですよ。
車線の向きで、鉄札を革紐で縅している様子を表しています。

古墳時代人の感性・表現力は、なかなか粋なのです。

最後に、こちらは下野国(栃木県真岡市)鶏塚古墳から出土した
 「挂甲を装着した武人埴輪」
です。

失われた部分が多い様ですが、出土した破片を見事に組み合わせて復元されています。

この武人埴輪は、上半身と下半身が別に造られており、スカートの様に広がりを見せる草摺の部分を上半身、大腿部からが下半身となっています。
上半身・下半身を別に造って差し込んでいるので、全体のバランスが微妙になっています。
この様に上半身・下半身を別に製作して合わせた例は他でも確認されているのだそうです。

顔の赤味がかっているのは単純に出土した粘土の色なのか、それとも彩色されたものなのか気になりますね。

製作時期・地域により甲冑の特色があって奥深いですね。

2024年04月15日

〝石上神宮の端っこ〟のひとつを体感してきました。

同じ場所を何度も訪れるのは、訪れる度毎に新たな発見があるからなのです。今回は、気になっていた石上神宮の〝奥の方〟に足を伸ばしてみました。場所によっては、土地が有する威圧感でたじろいでしまうところもあります。今回は偶々〝奥の方〟で関係者の方が整備作業をされておりましたので、威圧感がだいぶ和らいでいました。往復した奥の道も、この時の為に整備してくださった、と考えざるを得ないタイミングで綺麗になっていました。結果からすると「このエリアはこうなっているのだ」という石上大神からの教示だったとさえ思えるのです。この時は大神神社の後に石上神宮に立ち寄って武蔵国へと帰還しました。大神神社に次いで、石上神宮でも良い気持ちで朱印を頂戴することができました。石上神宮で朱印をもらう時、男の職員の対応・態度が悪いのでだいたい気分が悪くなります。参拝しても朱印をもらわない時もあるくらいです。今回はそれがありませんでした(朱印は巫女さんからいただきました)し、石上神宮の〝受け容れてくれた〟感が顕かでした。時間が掛かりましたがね。今後も石上神宮に参拝し続けますよ。

2024年04月13日

「朱筋溜塗打刀」が思いのほか、素敵でした。

上野の東京国立博物館、常設展の刀たちと戯れたお話の続きです。

何処を観ても人集りという状態で、なかなか刀剣・拵えに集中することが難しかったのですが、そんな中で赤い鞘が素敵な一振りが視界に入ってきました。

「朱筋溜塗打刀」(しゅすじためうるしうちがたな)です。
手前に拵え、向こう側に刀身が並んでいる展示でした。

解説として

 「重要文化財 伝当麻 刀(金象嵌
 銘)ゆきふかき・・・」に付属する刀装
 (拵)で、大久保一翁の好みでつくら
 れたと考えられます。鞘を鮮やかな朱
 筋溜塗とし、刀装具は鐔が鉄製でその
 他は赤銅製とします。幕末には栗形や
 返角がなく、足金物を一つだけ付けた
 本品のような拵が流行しました。
                    」
という文がありました。

人集りの中で撮ったので、正面には立てませんでした。

単なるベタの朱塗ではないのです。
この画像では判り辛いのですが、「朱筋」と言われる様に縦の筋ができています。
「溜塗」ですから漆を重ね塗りして、この美しさを生み出しています。

居合刀の特注で、この拵の再現は不可能でしょう。
特に塚前は断られてしまう要素が満載ですね。
鞘の溜塗も、この様な「朱筋溜塗」とするのは金をかけても同じにはならんでしょう。

拵と並んでいた刀身です。
重要文化財の刀で伝「当麻」だそうです。

幕末~明治期の武士・政治家であった大久保忠寛(一翁)の愛刀だったといいます。
太刀を磨上げたというのが気に食わないのですが、致し方ありません。
綺麗な直刃の刀身です。

茎(なかご)に金象嵌が見えます。

撮った画像の茎部分を拡大していますが、意識して撮ったものではないので、これが限界でした。

 「由起布かき山もか寿みて本能々あけ行く春乃
                 多まちのそ良 一翁
 (ゆきふかきやまもかすみてほのぼのとあけゆくはるのたまちのそら いちおう)

と、大久保忠寛(一翁)の詠歌が象嵌されています。

幕末以降の刀剣に興味は無いのですが、朱塗鞘の特注をする際の参考にしますよ。

2024年04月10日

秀吉の指料「朱漆金蛭巻大小」と遭遇しました。

〝ある用〟がありましてな、東京国立博物館に行って来ましたよ。
気が付けば、とて久し振りの訪問でした。
最近何度も訪れているつもりなのですがね(笑)。

〝ある用〟は扨措き、常設展の話をしましょう。
折角、平日に仕事を休んで、でも朝早が辛くて予定より1時間程遅れて出立したのですよ。
雨降っているし、外国人観光客が仰山な列を成しているし・・・。
入場チケット購入のための行列でした。

この行列を見て、最初に考えたことは
 「もう、帰ろっ」
でしたからね。

併し乍ら、〝ある用〟を達成するには時間的猶予がありませなんだ。
致し方無く、外国人観光客の中に身を投じましたよ。
列を成す人びとのうち、外国人の割合は8割超、9割に近かったと感じます。
荒れた天候の中、よくもまぁ、こんなに集まったもんだこと(絶賛)と驚きでした。

人数から2時間程待つのか・・・ぐらいの覚悟をしていたのですが、ことのほかスムーズに進み、列に並んでから45分程度でチケット購入と相成りました。

〝ある用〟は置いといて、常設展エリアに入ります。
外国人観光客の多いこと・・・多いこと。
オリエンタリズム、ジャポニズム・・・西洋の方々にとって色々と魅力と感じる要素が満載でしょうからね。
何処を観ても、人集りでした。
それでも、その人集りの隙を見付けては展示物の前に立ち、画像を撮ってきました。

色々と撮ったのですが、今回のお話の主役は
  豊臣秀吉の指料「朱漆金蛭巻大小」(しゅうるしきんひるまきだいしょう)
にございます。

既に模造刀業界では製品化されています。
余り、市場には出回りませんがね。
居合刀ですと、本物に色合いを寄せた素敵な一振としては
  「有限会社 大澤刀剣」様
の「復刻名刀 豊臣秀吉」がありますね。

価格は8万超えと高級居合刀の範疇となりますが、欲しくなってしまいます。
だって、これまで
 長尾景虎の「山鳥毛一文字」
 長尾景虎の「姫鶴一文字」
 織田信長の「圧し切り長谷部」
 明智光秀の「明智拵」(黒革束巻)
 明智光秀の「明智拵」(溜漆打刀)
 徳川家康の「ソハヤノツルキウツスナリ」
 徳川家康の「日光助実」
と、文化財として伝存している刀をモデルとした居合刀を入手していますからね。

かなり前のことでしたが、秋葉原・武装商店の店主様と特注の件でお話をさせていただいた時、
 「この金の蛭巻を本物を意識して再現するのが難しいんですよね」
とアドバイスを頂戴しています。

鞘の
 朱 漆:本物を意識した色合いは可能でしょう(金はかかるでしょうが)。
 金蛭巻:キラッキラッにしたいですね。
     金属板を巻き付ける?(これがかなり難儀なのだそうです)。
     金箔で鮮やかな金色を再現する?(金はかかるでしょうが)。
 金色鐺:単純な金色塗りでお願いすれば、実現は可能でしょう。

でも、本物に見える鞘尻のくすみ具合を再現すれば、どうなのか?
綺麗に塗ってもらったところを、敢えて汚すのは職方(職人さん)が嫌がりそうです。
まぁ、本歌(本物)の完全コピーは望んでいませんのでね。

柄前を中心に考えましょう。
 柄 頭:市販のものを金色に塗ってもらえば実現可能でしょう。
 縁金具:こちらも市販のものを赤く塗ってもらえば実現可能でしょう。
 目 貫:本物は「雲龍」だそうで、龍の目貫を金色に塗ってもらえば実現可能でしょう。
 鮫 皮:本歌に倣って黒染めで。
 柄 巻:焦茶の牛革にしてもらいます。
 鍔  :市販の「金桐紋透鐔」を金色に塗ってもらえば実現は可能でしょう。

「河越御所」の居合刀、殆どが革巻ですからね。

本物の画像では「大小」揃えですが、大刀のみでよいのです。
考えているだけで楽しくなってきましたよ。

2024(令和6)年、〝夏の目標〟として「朱漆金蛭巻」の大刀を特注でお願いすることに決めました(笑)。

2024年04月09日

勿論、現場では気付きませんよ。見えないんだもん。でも、こうして後から〝気付かされる〟のです。

最近、続いていますよね(他人事です)。本編をご覧になる前にネタバレとなってしまいますが、複雑な水の流れではなく〝岩場の凹凸が偶々そう見えたもの〟と判断しました。大和国室生の妙吉祥龍穴の「招雨瀑」(しょううばく)が激しかったのは、気難しい室生龍からのプレゼントでしたが、こうして画像の中から不思議な現象を見出すことは〝大和国室生の龍たちと戯れる〟ことの一環ですのでね。〝見える人〟〝感じる人〟にとっては、室生寺/室生龍穴神社/妙吉祥龍穴/龍鎮神社は堪らんでしょうな。「いざいざ奈良」ですからね、大和国室生を訪れてみてくださいな。交通の便はよろしくありませんがね(笑)。

2024年04月06日

朱印帳を「風信帖」モデルに変えましたよ。

2023(令和5)年末、西国遠征の締め括りとして山城国東寺に参詣しました。とは言いながらも、彼方此方を遊び回りましたので軍資金は底をつき、売店で何も購入しませんでした。大和国のある寺院で寺院用の朱印帳が終わってしまいましたのでね、東寺で朱印帳を新調することに決めていました。朱印帳の交換はタイミングですからね。東寺で新調するのはご縁あってのことです。数種類ある内から、「風信帖」モデルの朱印帳を選びました。勿論、始まりは「弘法大師」ですよ。限定「弘法大師」朱印も頂戴しました。2023(令和5)年は、久方振りに紀伊国高野山に参詣しましたからね。素敵な想い出ができた年でした。

2024年04月05日

僅かですが、雪の残る「室生寺」で遊んだ時のお話です。

数日前に降雪・積雪した様です。天照大神が晴天にしてくれるので、室生寺の雪景色を目の当たりにすることはできませんよ。各建造物の屋根に残っていた雪、どんどん無くなっていくのです。今回は太鼓橋の前から五重塔までの「室生寺‐前編‐」とも言うべき内容となっています。ほぼ金堂と五重塔の話ですがね。金堂の横に位置している〝龍を祀る〟天神社。これまで意識していなかったのですが、今回はしっかりと撮っていました(注目してではありませんが)。次回はしっかりと注視して撮ってきますよ。五重塔を愛でている時、〝天照大神の恵み〟が強くなってきました。龍が封じられている五重塔が、とても魅力的に見えましたよ。ただ湿気で建物を傷めるのは止めれっ!

2024年04月04日

倭国の軍団の一端です。

摂津国の今城塚古代歴史館、第2弾ですよ。

復元された埴輪がたくさん展示されていました。

円筒埴輪と家形埴輪に挟まれているのが、古墳時代の武人の埴輪

・・・と思いきや、古墳時代の甲冑の埴輪だそうです。

陰になっていて見え辛いのですが、顔に当たる部分に穴が開いています。
勝手に武人の埴輪だと思い込んでいたため、鬨の声をあげている状態だと決め付けていました。
でも、両腕が表現されていません。
 技術的に難しかったか?
 省略されたのか?
いやいや、甲冑を装備した武人埴輪は存在していますから、上記の様なことはありません。

最初の画像に見える様に、人物ではなく甲冑という「物」を表現した器材埴輪と評価されているのです。

 

今城塚古代歴史館内、別の展示で観られた古墳時代の甲冑の復元埴輪です。

やはり、こちらも両腕の表現がありませんね。
顔も表情をうかがわせる造形ではなく、顔に丸い穴が開いているだけです。
家形埴輪の間にあって〝道具〟である位置付けになっています。

 

出土した甲冑の埴輪を参考にして復元された挂甲(けいこう)が、煌びやかに展示されていました。

この復元・挂甲を観ると、確かに甲冑だけを表現しているのだということが理解できます。

壁に照明の光が反射しています。
製作された当初の、銀色に輝く鉄の札(さね)の存在を際立たせる為の演出でしょう。
何と素敵な展示なのでしょう。

 

この復元・甲(かぶと)には装飾がありません。

武人が着用すれば視覚的な威圧感が生じるでしょうし、通常時にこの状態で保管しているだけでも威信財として機能していたことでしょう。

 

首・胸元から両肩にかけて、ほぼ隙間の無い装備です。
鉄札(てつさね)を革紐で繋ぎ合わせていますので、身体の曲線にぴったりとフィットする様になっています。

 

腹から下腹部にかけて、革紐の色が変えられています。
古墳から出土する甲冑は錆びていますから、ここは復元を監修された研究者の方の素敵な創作・感性の賜物ですね。
勿論、絵画史料の描写なども参考にされていることでしょう。

 

大腿部を防御する部分です。
全てを均一の構造にしなかったところに、センスの良さが光っています。

しまった、脛当(すねあて)を撮ることを失念してしまいました。
また訪れる理由ができました。
まぁ、これが無くても今城塚古墳に行くという使命がありますので。

 

 

前方、斜め上から見ています。
矢が飛んできても、俯けばダメージは最小限に抑えられますね。

 

正面で、しゃがみながら見上げて撮りました。
充分な威圧感があります。
札(さね)に反射した壁の光が美しいですね。

いやぁ、古墳時代の復元甲冑が欲しくなってしまいましたよ(笑)。

2024年04月02日

大阪の今城塚古代歴史館を訪れました。

摂津国に行って来ました。
機動力を活かして、高槻市にある今城塚古代歴史館を訪れました。

入口横は、この様な感じです。

入館すると「はにたん」が迎えてくれました。

平面でしたがね。

 

館内を彷徨いていると、

立体的な「はにたん」が居りました。
小さいぬいぐるみの「はにたん」があったら、連れて帰るのにぃ。

 

時間の都合で、外にある今城塚古墳に上ったり、埴輪たちと戯れるのは次の機会にすることとしました。
今城塚古代歴史館では、興味深い展示が彼方此方にあって、何度でも訪れたい気持ちになりましたよ。

 

特徴的な展示のひとつ。

ゴツゴツとした岩が転がっています。
何だ、これは?

 

引いて見ると、ゴツゴツした岩が敷き詰められています。

 

視点を上げると

・・・おっちゃんが居るっ!

 

裸足で何しとるん?と思いきや

足場の悪そうな、なかなかな急斜面で、おっちゃんたちが何かをしています。
暗かったので明るくしてみると、

おっちゃんたちは3人でした。
「危ないで、おっちゃんたちっ!」と注意するため

近付いてみると、

土を盛ったところに岩を並べている様です。
雨は降っていないので、滑ることはなさそうですね。

おっちゃんたち、裸足でいますが、岩の凹凸を利用して足場を安定させている様です。

いちばん手前のおっちゃん、頭よか大っきい岩を両手で持ち、斜面を登っている様です。

 

おっちゃんたち、古墳の斜面(墳丘)に石を敷き詰めています。
古墳時代の人びとは、現代人よりも平均身長が低いですからね。
(古墳時代の)原寸大のおっちゃんたちが、古墳の盛土が崩れぬ様に葺石を運んでいる作業をしているジオラマでした。
在りそうで、無かったでしょう。
コレを観に、大阪まで行きましたの。

2024年04月01日

株式会社ダッシュ「法隆寺薬師如来坐像」を法隆寺売店で発見したので、その比較ですよ。

先日更新した大和国の妙吉祥龍穴に向かう前、法隆寺に立ち寄りました。改造(リペイント)でお世話になっている「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)へ「法隆寺薬師如来坐像」フィギュアを土産にするためでした。駐車し、小走りで売店に直行、そのまま撤収は勿体なかったので聖霊院で朱印はいただきました。東京国立博物館・特別展の売店で売り切れたと思っていたら、法隆寺売店で「法隆寺薬師如来坐像」フィギュアを販売していたのですよ。売店見本の光背が黒っぽい彩色だったので、そう思い込んで連れ帰ったのですが、実際はそうではありませんでした。これからも大和国法隆寺を参詣するのですが、売店に寄った際、「法隆寺薬師如来坐像」フィギュアを買い続け、個体差の大きい物(仏)を追い求めるべきなのでしょうか?どうしましょう・・・。

2024年03月31日

こうして普段から「龍」と戯れているので、「龍」の本場でほんまもんの「龍」と遊べるのですっ?

2023(令和5)年末の大和国・山城国遠征において、大和国橿原神宮/山城国六孫王神社で干支の「龍」土鈴を購入しました。特に意図的では無かったのですが、「龍」土鈴が気になってしまい、Amazon通販で3セットを買っちゃいましたよ。〝無駄遣い〟と即断することなかれ。斯様に〝「龍」を身近に感じる〟取り組みをしているうち、〝龍と繋がる〟ことができるのです(笑:適当なことを言っていますからね)。こうした不断の尽力によって、大和国室生龍穴神社奥宮(妙吉祥龍穴)での激流に遭遇できたのですよ。

2024年03月30日

「妙吉祥龍穴」で、〝室生龍〟の凄さを目の当たりにしました。

折角未明に武蔵国川越を出立したのに、伊勢湾岸道路の橋の上で渋滞に巻き込まれ、限られた西国遠征・1日の予定が潰れてしまいました。しかも遊びに行くのに台風並みの土砂降りという悪天候に見舞われてしまいました。今回の遠征は準備等々がほぼできない状態での出発でしたから、こうした悪しき状況は致し方無いのかもしれません。予定を再構築し、限られた時間の中で最小限必要な場所をセレクトして、急行しました。室生龍穴神社には立ち寄らず、その奥宮「妙吉祥龍穴」を目指しました。到着時は雨は止み、曇り空でした。車を停めて外に出た瞬間、轟音が響いていたのには驚きました。これまでは「いつもチョロチョロとしか水が流れていない」と皮肉ではないのですが思っていました。この日は激しい降雨だったので「招雨瀑」(しょううばく)の水量が凄まじかったのです。将に〝龍がうねる〟かの如しでしたよ。畏敬の念を持ちながら、とっても楽しむことができました。もう、同じ様な情景を目にすることは無いでしょう(未だ未だ長い生涯があるのに)。あの気難しい大和国室生の龍からの賜物でした。こうして記事にまとめるため画像を見直しているのですが、やはり現場での迫力には敵いませんな。
因みに別件ですが、龍鎮神社(あれが神社かどうかは置いといて)はどうだったのでしょう?訪れようとしましたが、カーナビのデータに残っていなかったので途中で断念しました。降水量から推測するに、〝龍鎮の滝〟に下りることができなかったのではないか?そもそも水量が多過ぎて境内まで行けなかったのではないか?等と考えています。逆に〝水流の激しい龍鎮神社〟の様子を観たかったという気もあるのですが。3月26日(火)の龍鎮神社を訪れた方、おいででしょうか?

2024年03月29日

販売が終了してしまった「大日如来」Standard、3体でオーディションを開催してきました。

表題だけだと最近の話みたいに思われてしまうでしょう。しかし、このお話は半年以上も前の話です(2023年夏)。Standardサイズと言っても「大日如来」は大っきいのです。大っきい「大日如来」を3体も並べていただいて、オーディションを開催しました。・・・でも、いつものオーディションと違ったのです。スタッフ様の〝職人たちは塗りが上手くなっている〟発言の如く、3体の内から「河越御所」に連れて帰る1体を決定するのに最も難儀しましたわ。本編の画像をご覧ください。区別が付けられんのです。残念なことに、「大日如来」Standardサイズは終売ということで、現在は入手不可能になってしまいました。

2024年03月21日

〝龍鎮神社でのドラゴンの眼差し〟に続き、龍穴神社で現れたドラゴンの様子です。

観光客の姿があると、どうしても集中できませんのでね。早い時間だと人気(ひとけ)が無いと想定して、未明に大和国室生龍穴神社を参拝しました。勿論、諸事を調えて境内へと立ち入りました。拝殿のところまでは普通に行き来できましたが、その裏の本殿前には朝6時過ぎまで行けませんでした。だって、おっかないんですよ。そこらへんは室生龍穴神社‐その肆の記事をご参照ください。今回は、社務所から煌々と照らされたライトを受けた入口の鳥居を見ていたら、偶然に写っていたドラゴン(の様な)のお話です。室生龍穴神社の周辺、木を観ていると彼方此方にドラゴンの様に見えるところがあります。だいたいがシルエットなのですが、今回は表情の様なものが顕かである珍しい事例に気付きました(気付かされました)。室生龍穴神社を訪れた際、あれこれと注目してみてください。因みに、活動の覚書では「龍」ではなく、未明の狛犬の横顔にしました。未明の状態が共感していただけると想いましてな。

2024年03月13日

坂東に来襲したのは藤原秀衡の軍勢※ですよ。

上野の東京国立博物館・特別展に出張しているのは藤原清衡の須弥壇上に居る仏像群です。金色堂では中央・藤原清衡の須弥壇に、藤原秀衡の須弥壇に居た仏像群を移しているのだそうです。

中央、藤原清衡の上に居る仏像群が来ているもんだと思い込んでいました。なので、中尊寺金色堂の真ん中が留守中という状態をイメージして、実際に現地(中尊寺金色堂)に行って来ましたよ、日帰りでね。ネタバレぢゃないですがね、金色堂の中、出張中だったのは右側の藤原秀衡の上に居る仏像群でした。平泉中尊寺では〝金色堂建立900年〟を記念した特別グッズは販売していませんでした。讃衡蔵横の土産物店でのオリジナル・グッズはありましたがね。やはり、急ぎスケジュール調整して東京国立博物館に行かねばなりませぬ。

2024年03月07日

「三宝杉」の1本が倒れた凡そ一箇月後、室生寺を参詣していました。

大和国室生はよく訪れるのに、室生寺にはなかなか立ち寄らない。別に意識している訳ではありませんの。〝室生は龍と戯れることができる場所〟なので龍穴神社と妙吉祥龍穴を訪れるのは必須になっているのです。室生寺は、ちょいと龍と戯れることが無さそうな感じです。でも五重塔の上には修圓によって封じ込められた龍が居るのですよ。今回の記事をまとめていて気付いたのですが〝封印されている龍〟とは遊べないですよ(笑)。金堂や五重塔に顕著に見える湿気の被害は、この封じ込められた龍の責任でしょう。2020(令和2)年に寶物殿が新造され、あの妖艶な表情をした十一面観音が金堂を出てしまったことで、金堂が発していたパワーが減少した様な感じがします。これも封じられた龍のせいでしょう(笑)。それはそうと、「三宝杉」が並び立っているうちに何度も室生寺は訪れていますが、意識的に画像を撮っていませんでした。そのうち1本が倒れたということは特に意識していませんでしたし、竹を組んで残る「三宝杉」に近寄れなかった様子を撮ってはいましたが、それが何かは気付きませんでした。この時は「奥之院」に行きませんでしたからね。次回は「奥之院」まで脚を伸ばしますよ。

2024年03月05日

高野山奥之院、朝早で御廟前を独占していましたよ。

2023(令和5)年夏、高野山に2泊して高野山そのものを満喫しました。泊まりだったが故に朝早の行動が可能となり、特に「奥之院」および空海「御廟」を堪能することができました。〝パワースポットでパワーをもらおう〝という発想はありませんが、高野山「奥之院」は清浄なる聖域ですからね、ささくれ立った心が極めて穏やかになりました。高野山は訪れる季節を変えて、四季折々の姿を楽しみたいと思っています。この計画は現実的には困難なのですがね。初日は晴れ、二日目は雨と天候が変わりましたが、「奥之院」の表情も変わって楽しむことができました。また今年(2024/令和6)も連泊する計画を立てていますよ。

2024年03月03日

「龍」が居るなんて思ってもいなかったのですよ。

2023(令和5)年末、大和国遠征で、室生龍穴神社→妙吉祥龍穴→龍鎮神社というコースで龍と戯れてきました・・・とは言っても、ドラゴンを見たり/感じたりということは無いのですけれどね。帰還して画像を整理し、サイトに記事を掲載して暫く経ってから「うわっ!こっち見ているっ!」ということに突然気付いてしまいました。何せ、画像を撮った現場では「龍は居ない」と思っていましたからね。武蔵国龍穏寺へ「龍に逢いに行ってきました」という知り合いに見せたところ、「龍がこっちを見ていますね」という反応でした。まぁね、偶々そう見えたという考え方もありますので、「龍鎮の滝」を上から見た画像も撮っていたので、確認してみました。本編でご覧ください。〝龍の両目〟の如く見える岩2つが確かにあります。龍鎮神社に訪れる人が増えている様ですね。こうした画像が撮れるとよろしいですな。

2024年03月01日

「Bishamon-ten isumu Omotesando 10th Limited」の重ね/塗り分け彩色が超絶の美しさでした。

イSム表参道店10周年記念の毘沙門天Limitedのお話です。諸条件を乗り越え、特別彩色をしていただきましたよ。「イSム」様公式HPで公開されている画像には映っていない、Limited毘沙門天の魅力に着目し、紹介してみました。Limited版にはいつも驚かされ、感動しているのですが、今回のLimited毘沙門天も凄かったっ!詳細は本編をご覧くださいまし。「活動の覚書」に掲載する画像をどうしようかと思案した結果、〝格好良過ぎる後ろ姿〟にしました。華やかな箇所が前方に集中していますし、光背で隠れてしまっています。でも、後ろ姿でもお洒落な毘沙門天であることを共感していただけると存じておりますよ。

2024年02月25日

平安京の守護神ですからね、TanaCOCOROサイズであっても〝圧は強め〟ですよ。

先に購入オーディションの様子を掲載しました。TanaCOCORO「兜跋毘沙門天」(東寺モデル)のお話です。大分前のロジスティックセンター訪問時にS-Class「兜跋毘沙門天」を見せていただきました。確かにサイズが小さくなった分、威圧感もスケールダウンはしていますが、それでもTanaCOCOROサイズとしては圧倒的な迫力を備えていますよ。平安京羅城門の楼上に居たという伝説が知られていますが、学術的にはその根拠は乏しいらしいですね。山城国の東寺が本物を所蔵していますが、この「兜跋毘沙門天」は立体曼荼羅の一員ではありません。普段は東寺「宝物館」に居て、春期特別公開:3月20日~5月25日/秋期特別公開:9月20日~11月25日と限定公開となっています。この期間しか本物に逢えませんからね。スケジュール調整をして、東寺を訪れてくださいな。TanaCOCORO「兜跋毘沙門天」は300体限定生産です。これが完売、再販要望が多く寄せられ再販・・・となると、東寺所蔵の他の仏像が製品化されるかもしれませんね。皆様、TanaCOCORO「兜跋毘沙門天」を購入しましょう(笑)。

2024年02月24日

龍には逢えませんでしたが、太田資長(道灌)が居ましたよ。

大和国に行くと、室生龍穴神社/妙吉祥龍穴に足繁く通って龍を体感して楽しんでいます。年末の龍鎮神社(あれが神社かということは置いといて)でも、あることが発覚しましたのでね。たまたま「辰年」ということで龍は身近な存在になりつつあります。ということで、「龍が居るっていう寺に行って来ました」と数年前に教えてくれた知り合いを連れて、武蔵国越生の「龍穏寺」に参詣して参りました。龍との接触は残念ながらありませんでしたが、思いがけず太田資長(道灌)と遭遇しました。友達ぢゃないのですけれどね。あと楼門(山門)が、とても素敵でした。門内の四天王が魅力的でしたので、また逢いに行こうと思います。〝呼ばれちゃった〟のねで。あと楼門(山門)の天井に居るという消えかかった龍の存在も確認しますね。

2024年02月20日

「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)の作品特集ですよ。

Google AI の、相変わらずあんぽんたんな文章作成が続いています。いつもお世話になっている「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)の概要も、表面的なものでしたので、もっと「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)のリペイント技術について言及される様に作品特集を組んでみました。リペイント空也の画像は「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)の検索でよくヒットするのですが、リペイント烏瑟沙摩明王はネット上であまり目にすることはなく、リペイント天灯鬼に至っては狂ったコソ泥ヤロウが画像盗用している有様です。狂った愚かなコソ泥(温情で詐欺としてやりますが)ヤロウの征伐は近日のうちに再開しますがね。「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)の芸術を穢すなっ、という感情での詐欺「征伐」も用意しています。・・・それは扨措き、「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)にリペイントしてもらった素敵な作品たちの姿をお楽しみくださいな。

2024年02月15日

木目の持つ魔力につかまっちゃいました。

TanaCOCORO「兜跋毘沙門天」の購入オーディション終了後、何の気なしに見ていたカタログで気になった「極小仏」のコーナー。連れ帰るTanaCOCORO「兜跋毘沙門天」は1体だけ、と決めていたので心にゆとりがありました。そしたら、その〝ゆとり〟という心の隙間に「極小仏」が入り込んできたのです(笑)。木造(木像)は木目が美しいのは知っているので、これまで敬遠していたのですが、「極小仏」は2万円しませんからね。ブランド・スタート時のTanaCOCOROの価格ですよ。サイズは「極小仏」というだけあって、小っさいですがね。「仏像ワールド」担当・旧知のスタッフ様と仏像話で盛り上がり、圓成寺モデルの大日如来を連れて帰りました。いっぱい製品を見せていただいたのですが、他にも素敵な製品がありましたのでね。また、次の機会に迎えにいきますね。スタッフの皆様、後片付けが大変なことになってしまい申し訳ありませんでした。

2024年02月02日

S-CLASS「でも、TanaCOCOROでも「兜跋毘沙門天」は威圧感が強めです。

2024(令和6)年1月30日(火)に発売されたTanaCOCORO「兜跋毘沙門天」。VIP会員なので、ちょいと早めに選ばせていただきました。仕事を休んでうかがいましたよ(笑)。小っさくても目力(めぢから)が鋭いので、威圧感がサイズに見合わず強めです。目力だけでなく、下半身の鎧の色合いに個性が出ていました。像形が有する力強さって有るんですよ。 S-CLASSで同じことをしたら、気を失ってしまいますよ(笑)。このオーディションは案外短めで、突発的に別案件が発生したのですよ。それは、また別の機会に。

2024年01月31日

六孫王神社の白龍の干支土鈴、笑っていて可愛らしいんです。

今回、六孫王神社を参拝した際、氏子の皆様が楽しそうに餅搗きをされていました。参拝する時、どの季節であっても境内にほぼ参拝客は居ないことが多いのですが、人びとの声が響く境内は新鮮でしたね。「ねずみ」年から買い続けている六孫王神社の干支土鈴。残念なことに「うさぎ」年はうさぎの干支土鈴を購入することができませんでした。普通だと諦めてしまうのでしょうが、六孫王神社で買い始めましたからね。別に願掛けなぞはしておりませんが、六孫王神社の干支土鈴を揃えたいのでね。小さき神社ですけれども、選んだのは何かしらの意味があるのでしょう。ご覧の如く、にこやかで愛らしい白龍ですの。寺社およびその周辺に居るドラゴンとは違った可愛らしさで、癒やされておりまする。

2024年01月30日

色んなものが盛り沢山の安倍文殊院でしたよ。

正直「河越御所」的には安倍文殊院に然程関心があった訳ではありません。同行者から「安倍文殊院に行きたいです」と言われ、これまで何度かおこなっている早朝の室生龍穴神社+妙吉祥龍穴参拝をまた実行する交換条件として訪れてみました。〝呼ばれた〟参詣ではなかったのですが、訪ねてみるとなかなか興味深いものがありましたね。阿倍倉梯麻呂(阿倍内麻呂)・阿倍仲麻呂は一族繋がりだから宜しいとして、安倍晴明・・・まぁこれも受け入れるとして。浮御堂の中の安倍晋太郎氏・安倍晋三氏・・・というのはねぇ。それはそうと、また国宝「渡海文殊群像」に逢いに行こうと考えています。

2024年01月28日

長篠設楽原SAで、織田信長本陣跡に寄り道しました。

高速道路のSAが史跡に繋がっている、ということを聞いて立ち寄りました。長篠古戦場には行きたいと思っていましたが、叶わずにいました。そしたら寄り道気分で、部分的ですが長篠合戦を体感できました。大和国へと向かっていた途中でした。高速道路で一回休憩をとると、目的地到着は約30分遅れてしまいます。この長篠設楽原SAでは1時間以上、楽しんでしまいました。勿論、目的地到着どころか、西国遠征初日の予定が崩壊してしまいました。まぁ、それでもいろいろといっぱい遊べたのでね。

2024年01月22日

動きませんが、何故か堪らなく愛らしいのです。

〝年一〟の頻度で参拝している「清和源氏発祥の宮」六孫王神社。今まで何度も参拝しているのですが入口に「出生から出世までの守護神」と上手いことを掲げていることには今回初めて知りました(笑)。祀られている源経基のことは余り好きではなかったのですが、2023(令和5)年に清和源氏/河内源氏の聖地を訪れましたからね。源頼信・源頼義・源義家たちに厚意的になるよう洗脳されてしまったのかもしれません。六孫王神社の参拝は、年末か春になることが多く、参拝客もほぼ居ないのですが、今回は氏子の皆さんでしょうかね、六孫王会館前で餅搗きをして盛り上がっていました。太鼓橋あたりからは何時も通りでしたがね。「神龍池」の画像を掲載しておきました。画像の中にドラゴン(源経基)が居るか否かを、後で確認しておきます。

2024年01月21日

国宝「菩薩半跏像(伝如意輪観音)」が納まっておりますよ。

何度か参詣しているのですが、画像を撮っていませんでした。今回の参詣で、しっかりと画像に収めようとしたら、「正面からの本堂撮影はご遠慮ください」の注意書きが示されておりました。創建時とは別の場所で、昭和の近代建築なのですが、正面から中宮寺本堂の姿を撮りたかったのですがね。これまで何度かこの場で逢っている半跏思惟像とも再会し、「天寿国曼荼羅繍帳」のレプリカも鑑賞しました。時間にして10分程度でしたよ。売店では限定版「天寿国曼荼羅繍帳」クリアファイルを購入しました。使うことありませんがね(笑)。

2024年01月20日

2体比較のつもりが、「尖り三鈷杵」を持っていたので3体を並べちゃいました。

偶発的に組み合わせて並べたところ、お洒落な画像を撮ることができました。色黒と凄く目力の強い「清浄比丘童子」で遊んでいた時のことです。何度も触れていますが、はじめ「清浄比丘童子」は売れないだろうと本気で思っていましたからね。そんなコトを言っているクセに2体連れて帰ってきました。でも、そのおかげでこうして楽しく遊び、その上で洒落た画像を撮れたのです。八大童子のうち、現時点で制多伽童子(5Ver.まで)・矜羯羅童子・烏倶婆誐童子・清浄比丘童子(2体)と9体居ますからね。いろいろと組み合わせて遊んでみますよ。素敵な画像が撮れたら、また特別企画で紹介しますね。

2024年01月09日

TanaCOCORO「清浄比丘童子」の2体目。だって目力が凄く強かったんだもん。

何時もお世話になっているスタッフ様との雑談で「正直、可愛くないので売れないですよね」と軽口を叩いていたのですが、結果的に色黒と凄く強い目力の「清浄比丘童子」2体を連れ帰っていました。ロジスティックセンターにうかがうと、通常品に関して最近は〝購入オーディション〟を実施させていただいております。スタッフ様のご厚意によるもので、毎回心より感謝の念を以て臨んでおります。生産拠点の中国からロジスティックセンターに納品されてから検品はされているのだそうです。購入オーディションでは〝運命を感じる〟インテリア仏像と邂逅できているので、スタッフ様に「特別に選んでいただいているのですか?」とうかがったことがあります。すると「いいえ、ランダムに倉庫から持って来ているんですょ」とのご回答。いやいや、その無作為が連れ帰る「運命」の演出なのですよ。年が明けてしまいましたが、今年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。近日のうち、またうかがわせていただきますので。

2024年01月08日

「河越御所」に連れ帰ったのは色黒「清浄比丘童子」でした。本物と比べると色黒さはかなり薄いのですがね。

既に「活動の覚書」でご覧いただいた「坊主たちの購入オーディション」により、スタッフ様にご用意いただいた3体のうち、いちばん顔が色黒の童子を連れ帰りました。だってレアだと考えたからです。他の2体の顔色は〝ふつう〟でしたからね。本物の写真とイSム様のTanaCOCORO「清浄比丘童子」の造形を比較すると、かなら可愛らしくなる様にディフォルメがなされています。皆様、本物・清浄比丘童子の画像をご覧くださいな。忠実に再現されたのであれば購入意欲は萎えるでしょう。それでも八大童子を揃える覚悟で迎えたら、小っさい子どもが泣きますよ。坊主に対してトラウマになるかも知れません。そう考えれば、製品化されたTanaCOCORO「清浄比丘童子」は部屋に飾っても全く違和感は生じませんね。

2024年01月07日

せっかく瞋目が特徴なのに、瞳を黒点ポツンで済ましたらイカンでしょう。

高野山「八大童子」シリーズの4体目、「恵光童子」です。発売は2022(令和4)年10月でした。東松山のロジスティックセンターに迎えに行った筈ですが、記憶にございません。購入オーディションも実施していませんからね。ご覧の通り、格好良く、まとまった容姿なのです。併し乍ら、瞳の表現に苦言を呈しています。〝本物のコピーではない〟ということは重々承知していますが、命の「瞳」を黒点でポンとするのはどうか?と。他のTanaCOCOROシリーズ、瞳が丁寧に塗られている像があれだけあるのに、この恵光童子の瞳は・・・。直ぐにではないでしょうがTanaCOCORO「恵光童子」は再販されることでしょう。再販実現の際には恵光童子の「瞳」を丁寧に塗っていただきたく、お願い申し上げます。

2024年01月06日

安価なのに特徴を能くとらえているので、存在感が安定しています。

「飛鳥大仏」の写真を撮るために大和国明日香村へ行ってきました。飛鳥寺・飛鳥大仏の話は、また別の機会ということにします。前回の参詣時、売店に並んでいたのを見て気になっていたのですよ。今回の参詣において、売店で再会してしまいました。そりゃ買いますよ。1,000円程度の価格で、しっかりと本物の特徴をとらえています。3つぐらい並べておくと楽しくなりそうなので、また参詣した時に購入する予定です。

2024年01月04日

橿原神宮の「干支神鈴」は2体、区別があるのです。

混雑を回避する年末の駆足初詣。今回もあちらこちらを探訪してきました。大和国橿原神宮は神武天皇を祀る、比較的新しい社ですが、畝傍山の麓と鎮座している場所がまたイイのです。これまで何度か参拝していますが、現在使用している朱印帳は橿原神宮の白いものということで、また参拝しちゃいました。朱印を頂戴した後、売店(授与所)で2頭の龍と目が合ってしまいました。龍は他にも居たんですがね。箱の墨書が同じですが、左の朱印が据えられているのが「開運 干支神鈴」、右の墨書のみが「招福 干支神鈴」と違うのです。中身(本体)の姿は本編でご確認ください。「開運」が龍らしい表情、「招福」が愛らしい表情をしています。

2024年01月03日

武神「石清水八幡宮」への参拝でしたが、南総門が工事中でした。

去年(2023年)は清和源氏に関連する遺・寺社を巡っていましたのでね、最後は「石清水八幡宮」に参拝すると決めていました。でもね、調べてなんぞいませんの。「平成・令和の大修造事業」って2022(令和4)年11月~2024(令和6)年3月までの工期予定なのだそうです。石清水八幡宮参拝を決める前から、工事中でした。でもいいんです。工事中の文化財を愛でるというのはレアなのでね。初詣仕様の石清水八幡宮本殿は素敵で、とても楽しむことができました。売店(授与所)で「八幡御神弓」等を逃していたことを帰還してから気付きましたのでね、また近い内に参拝する予定です。

2024年01月02日

奈良の山奥の「龍鎮神社」は古の精霊崇拝を感じさせる神域でした。

頻繁に室生龍穴神社/妙吉祥龍穴へ参拝しますのでね、気になっていたのですよ。綺麗なエメラルドグリーンの「龍鎮の滝」もですが、「龍」を冠していることから、是非とも参拝したいと考えていたのです。辿り着くまでが難儀でしたが、到着した時の心地良さは言葉に表現することができません。おいそれと訪れることはできないでしょうが、相応の心構えを以て向かうことが必要と存じます。穢してはならない「神域」でしたからね。

2024年01月01日

「招雨瀑」の水量は、季節・時間帯・天候によって変わってしまいます。

明け方の室生龍穴神社参拝から、そのまま奥宮「妙吉祥龍穴」へと足を伸ばしました。時間的には早朝でしたので〝独り占め〟状態でした。晴天でしたがね、まぁ心底冷えましてなぁ。精神的には充実しましたが、身体が凝り固まってしまいました。それにしても「神域」と言うだけのことはある、とても清々しい場所です。ここに居るだけで自動的に禊・祓ができちゃう・・・って感じですよ。ただ、長居ができません。参拝客(観光客)が押し寄せると順番が生じてしまいますし、朝もしくは夕方は間違い無く冷えるっ。暗い時間はおっかないので行けない、難儀な場所なのです(笑)。

2023年12月31日

龍神への敬意を以ての参拝でした。でも、実際はなかなか怖かったのです。

室生龍穴神社はJR奈良駅周辺から車で1時間程のところに鎮座しています。途中から山道なので、暗い時間帯は正直おっかないのです。今回は明け方に向かったのですが、山道を走行していると車道に野生の鹿が飛び出してくるんです。更に同行者が「向こう側から誰かに見られている気がします」などと言うのです。人が居たら無視して通過する気で向かいました。去年の偶発的な明け方「室生龍穴神社」は物凄い威圧感がありましたが、今回は龍神への敬意を以て参拝しました。問題無く、境内へ立ち入ることができましたよ。真似はしないでください。

2023年12月30日

三輪山登拝の受付は、こちらの狭井神社となっております。

狭井神社は、三輪山登拝の受付を担当している為、これまで何度も参拝しています。コロナ禍によって三輪山登拝は中止となっていましたが、現在は再開されているそうです。近いうち、三輪山登拝をしたいと考えています。今回は、大神神社参拝序でになってしまいました。訪れた時間帯が遅かったため、他の参拝客は居らず、落ち着いて手を合わせることができましたよ。朱印をいただいた後、裏側に回り込んで薬井戸の神水を小さい紙コップ一杯分頂戴しました。売店(授与所)でも販売していますがね。

2023年12月29日

大和国一之宮で「月読命」にも愛でられていることを勘付きましたよ。

1年に2・3度は参拝しているので、もう何度目なのかは判りません。他の神社ではしないのですが、大神神社だけは特別に夕方の参拝をします。今回は晴天に恵まれ、大和国/山城国の各所を満喫することができました。天照大神に愛でられていることは自覚していましたが、今回夕方の大神神社参拝で月読命からも愛でられていることが判明しました。この画像が、そのことを象徴しています。何と喜ばしいことでしょう。コロナ禍もあけたということで三輪山登拝も再開している様ですので、近いうちの登拝を計画しましょうかね。

2023年12月28日

再現された「高松塚古墳」の漆塗木棺、観に行ってきましたよ。

2023(令和5)年12月9日(土)~2023(令和6)年1月14日(日)までという短めの期間ですがね、研究で得られた知見に基づいて再現された大和国高松塚古墳の漆塗木棺が奈良県立橿原考古学研究所附属博物館で特別公開されています。

展示室ひとつを占めた、空間を贅沢に用いた展示でした。

 

L字型の自立式パネルには、簡潔ながらも写真を用いて研究成果についての説明がなされています。

 

再現された漆塗木棺、遠目からでも艶々の仕上がりであることが判ります。

 

触ったり、担いだり、蓋を開けたり・・・ができない様に、立入禁止となっています。
近付いて写真を撮ろうとすると、こちらの姿がうっすらと映ってしまうくらいの艶やかさでした。

 

艶々の漆塗、斯様に光を反射しているのです。
美しい漆塗に目を奪われがちですが、金色の飾り金具も鮮やかです。

 

被葬者の頭部もしくは足下にあたる面(小口:こぐち)には、緻密な細工が施されている飾り金具が装着されているのです。

 

〝近寄っちゃいけないよ〟と主張しているロープの手前から、飾り金具を観ています。
この距離でも、飾り金具は緻密で丁寧な細工であることが判ります。

 

見苦しくない程度に両手を伸ばし、飾り金具に接近して撮りました。
溜息が出る程の美しき装飾です。

 

漆塗の下地と飾金具の色で、距離をとって観ると気付き辛いのですが、接近すると中央に赤色の琥珀が填め込まれ、更に飾金具の透彫の下に光沢のある緑色が見えるのです。
この綺麗なエメラルド・グリーン、何と玉虫の羽なのです。

2つの飾金具のうちの一方(頭部側か足下側かは判断できません)だけだそうですが、玉虫の羽を据え〝輪廻〟を表現したのだそうです。

木棺に玉虫の羽が貼り付けられていた痕跡があるということではなく、再現にあたっての創作だそうです。
こうした研究者の〝遊び心〟って素敵ですね。

2023年12月27日

〝後白河法皇の祈りの場〟の外観を存分の楽しんできました。

これまで何回か訪れているのですがね、蓮華王院本堂の外側を楽しむという試みは初めてでした。本堂内陣が楽しいのは知っていますが、本堂自体も国宝ですからね楽しむ対象にしてみました。気付いたこともあれば、判らんことも見つかり・・・探訪エンターテイメントを満喫していますよ。時間帯の日差しによって本堂の東側・西側・南側の表情が変わることが判りましたのでね、これから何度も訪れることになりましたよ(笑)。

2023年12月17日

十二体も居ますからね、〝群像〟の扱いは難儀なのです。

2019(令和元)年から5年も経過していたのですね。老舗百貨店の催事連動企画品は嬉しい反面、価格的には恐怖以外の何者でもありません(笑)。「ギンザシルバー」は既に「河越御所」の構成員となっていますが、個別の観察ができていない状況です。何時、記事をアップするかは約束しませんが、その内に取り組みたいと考えております。その意欲が冷めてしまわぬ様に、以前撮影しておいた画像で奮起しようと思っております。

2023年12月14日

坊主たちのCARNIVAL。

TanaCOCORO「空也」とTanaCOCORO「清浄比丘童子」の購入オーディションは同日の開催でした。各々3体を並べていただいたのも、なかなか得難い体験なのですが、これを2種類・計6体が並ぶと圧巻・壮観でした。株式会社MORITAのスタッフ様、いつもご厚意くださいまして、誠に有り難うございます。「河越御所」に連れて帰る像を決めるのにとても楽しませていただきましたし、空也・清浄比丘童子を各1体を購入するところ、合計3体を連れ帰ることになってしまいました。寧ろ、喜ばしいことでしたがね。

2023年12月09日

「河越御所」に連れ帰ってきた清浄比丘童子は・・・

画像でご覧いただいている如く、3体とも「個性」が違うのですよ。公式サイト等からの通信販売だと、送られてきたものを受容しますよね。株式会社MORITA様に通って、去年あたりからですがご厚意により「購入オーディション」を開催させていただいております。凄く楽しいのですが、どの子を連れて帰るかを迷うのです。最終的に〝個性が際立っていた〟色黒の清浄比丘童子を連れて帰ってきました。3体並べたうち、右側の清浄比丘童子です。でもね、これでおしまいではなく、この後もストーリーが続くのでした。

2023年12月08日

織田信長へ逢いに行ってきました。

先日、入京する機会がありましたので、時間をつくって阿弥陀寺に参詣してきました。織田信長の遺骸が納められているという寺院です。情報は知っていましたが、実際に現場に行くのは今回が初めてでした。寺院は落ち着いた趣で、〝織田信長の墓〟があるからといってそれを〝売り〟にしている感じはありませんでした。掲示が厳めしいものだったのですが、入山料を納め、朱印をお願いした時の寺院関係者の方の対応はとても丁寧・穏やかで温かかったのですよ。墓域内に幾つものセンサーが設置されていたことに気付き、〝織田信長の墓〟を有する寺院の悩みを推察できました。厳めしい掲示も無法者たちへの警告だったのですね。無法行為は監視されていることでしょう。怪奇現象で撮影した画像の半分が破損していましたのでね、また参詣するつもりです。

2023年11月28日

リペイント途中の天灯鬼を、リペイントで〝スーパー天灯鬼〟にしてもらいました。

オークションで安く落札できたTanaCOCORO天灯鬼を、赤いメタリックの天灯鬼に改造してやろうと塗っていたのですが、灯籠の扱いに困ってしまいリペイントが中断して時間が経過してしまいました。すると「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)との話の中で「リペイント途中の天灯鬼にリペイントを施す」ことが決まり、改造(リペイント)を依頼しました。「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)の製作意図は、虐げられることが多い邪鬼に本来の「鬼」としての獰猛・凶悪さを回復させたいというものでした。本編をご覧ください。見事に「鬼」としての強靱さを備えた「スーパー天灯鬼」が「河越御所」に帰還しましたよ。「スペクトルお兄」さん(@RSyouta)、いつも素敵で芸術的な改造(リペイント)を有り難うございました。これからもよろしくねっ!

2023年11月26日

夏の想いで(その壱)

富士川サービスエリア(下り)に立ち寄った時、出逢いました。
 「富士山ソフト」
見目麗しゅうございましたよ。

今夏はより一層暑うございましたからね。

 

1分、いや30秒ぐらいで、冠雪部分がとけてきちゃいました。

 

別メニューを頼んでいた同行者を待っていると・・・

 

・・・どんどん冠雪が雪崩を起こしそうになってきました。

 

なので、ガブッといっちゃいました。

2023年11月24日

秋の大和国を訪れました。今回は立ち寄りませんでしたが、一年前の唐招提寺の様子を回顧しました。

幸いにも秋の大和国を楽しむ機会がありました。勿論、山城国まで足を伸ばしましたよ。その話はまた追々とね。写真整理をしていたら、昨年(2022・令和4)年の唐招提寺を参詣したフォルダを見つけ、画像一枚一枚を見ていたら楽しくなってきたので記事にまとめました。この様に以前訪れたところを記事にしないまま放置しているということは、残念ながら多くあります。タイミングをみながら記事にまとめていこうと考えていますよ。今回は、鑑真廟を中心にまとめました。と謂い乍ら「活動の覚書」は門越しに戒壇を見ている秋の画像ですがね。鑑真廟はまるで鑑真の人柄を現しているかの様な、とても穏やかな空間です。唐招提寺境内の奥の方に位置しているので、金堂・講堂を拝観して帰ってしまうことがないようにしていただきたいですね。是非とも鑑真廟まで歩みを進め、幾多の苦難を乗り越え、日本に戒律を伝えた鑑真に想いを馳せてください。とても心地好くなりますよ。

2023年11月02日

「緊急再販」されたTanaCOCORO「空也上人」の購入オーディション。

「イSム」様での数ある造形のうち、唯一の人間だった「空也上人」像。厳密に言うと「無著・世親」像もあったのですが、販売終了となっていますのでね、〝唯一の人間〟がモデルというのは事実です。初版(旧版)は既に入手していましたが、〝ロットが違う〟(新しいロット)であるこということで株式会社MORITA様に連絡を入れ、ロジスティックセンターにうかがってきました。3名の空也をご用意いただき、購入オーディションをおこないました。何時もお世話になっているスタッフ様から「どうぞ、楽しんでください」というお言葉を頂戴致しましたので、遠慮無く楽しませていただきましたよ。お忙しいところ「河越御所」の遊びにお付き合いくださいまし、誠に有り難うございました。並んでいる空也を観ていると、まるで平安時代後期の平安京の道端に居る様な錯覚に陥りました。

2023年10月23日

10年振りの金剛峯寺、思い掛けなく恵果和尚に逢いました。

〝遠い、遠い〟と思い、なかなか訪れる機会をつくることもできず10年が経過していました。ここ最近、大和国・奈良を遊び場にして楽しんでいましたが、奈良からだと紀伊国高野山は案外近いということが判明しました。今後は少なくとも二年に一度くらいは高野山に遊びに行こうと考えております。
思い掛けない出逢いがありましたよ。新別殿において〝空海のお師匠〟恵果和尚(の木製座像)とお逢いすることができました。休憩所と認識していた場所での、嬉しき出逢いでした。中国・青龍寺から高野山に恵果像が寄贈されたのは2015(平成27)年だそうです。前回の高野山参詣の2年後でした。その情報はず~っと知りませなんだ。ですから感慨は一入でしたよ。

2023年10月21日

浄瑠璃寺門前「わらじや」様から紫色の「吉祥天」を連れて帰ってきました。

何時も朝早くに参詣するので、営業していないのですよ。浄瑠璃寺門前の「わらじや」様が。でも、大和国遠征から帰還する最後に山城国浄瑠璃寺に寄ることにしたら、「わらじや」様の営業中に訪れることができました。
店内をぐるぐると巡り、紫を纏った「吉祥天」を見付けました。一体しか居なかったので連れ帰ることが決定しました。赤や白の吉祥天は二千~三千円ですが、この紫を纏った「吉祥天」は六千円でした。通常の2・3倍の価格でしたが、連れ帰ってきました。
粘土製の人形ですが、よくできているのですよ。次回、浄瑠璃寺を参詣する際も「わらじや」様に立ち寄って、別の色合いの吉祥天を連れ帰ろうと考えています。

2023年10月19日

蝦夷征討の「序で」ですよ。

不定期に実施している蝦夷征討。
時間に制約がありましたので、胆沢城の現場には行かずに「奥州市埋蔵文化財調査センター」を訪れました。

奥州市埋蔵文化財調査センターの入口です。
柱に特徴的な意匠が施されているのですが、画像を撮ることを失敗してしまいました。
そこはね、またの機会に。

受付で入館手続を済ませ、二階へと駆け上がっていきました。

先ずは、この画像を撮りたかったのです。

向こう側(胆沢城内部)から見て左側の兵士3名です。

向こう側(胆沢城内部)から見て右側の兵士3名です。
一見して、6名に違いは見受けられませんね。

 

挂甲は「札」(さね:鉄板)を繋ぎ合わせているので、なかなか手間の掛かる鎧です。
金属の像ですからね、

挂甲には2パターンありまして、
 「胴丸式挂甲」・・・身体の前方で引き合わせる
 「裲襠式挂甲」・・・頭からかぶり両脇をふさぐ
なのですが、奥州市埋蔵文化センターの兵士の挂甲はどちらとも判別できかねます。
そこはね、銅像? ブロンズ像? どっちでもいいじゃないですか。

 

膝上まで防御する、スタイリッシュな脛当を装備しています。

 

 

腰に携えているのは、短めとなっています。
剣? 直刀?
鞘に収まっているため判りませんね。
まぁ、どちらでもいいのですがね。

だって、こうして

鋭い矛を携えているのですから。
向こう側の兵士の顔にピントが合ってしまい、矛がピンぼけしています。
無機質な表情の兵士ですが〝パワー〟を有しているのですよ。

 

 

そんなに意欲的な表情をしている訳ではな・・・

 

うわっ、急に戦闘力を上昇させるんですっ!危ないって!!

奥の兵士から、順に手前へ〝赤く光る目〟が移動してくるのです。
意外と不気味なのですよ。

 

普通は、この兵士たちを前から見ますよね。

折角なので、彼らを後ろから見てみましたよ。
意外と〝頼もしさ〟を感じることができますよ。

 

二階展示の最後に据えられている「悪路王」の顔です。
もっとたくさん撮って、コマ送りができるようにしたかったのですね。

 

一階に降りてきて、前回画像をとったのにアップできなかった「阿弖流為」人形を今一度、撮影しましたよ。

案外大きかったので、全体を収めるためにワイド写真で撮りました。

展示されていた阿弖流為の表情は、こんな感じ。
実際、蝦夷からの信頼は絶大だった様ですからね。
険しい顔というのは固定観念からくるものでしょうから、こうした表情が現実的なのかもしれません。

こういう〝茶目っ気〟たっぷりの説明書も素敵です。

このあと、受付で図録他を購入して帰路につきました。
これまで何度か奥州市埋蔵文化財調査センターを訪れましたが、今回は最短の滞在となってしまいましたよ。
また、機会があれば落ち着いて展示を楽しみたいと考えています。

2023年10月17日

念願の「大阪府立近つ飛鳥博物館」を訪れました。

前々から訪れてみたいと考えていたんですよ。
でも大阪って距離的に、更に精神的ハードルも高いと思っていました。
しかしながら、ここ数年大好きになった大和国から案外と近いことが判りましてね。
車で足を伸ばして来ましたよ。

彼方此方と寄道していったので、楽しみにしていた誉田御廟山古墳には立ち寄ることができませんでした。
いいんです、また行くので。

さて、楽しみにしていた「大阪府立近つ飛鳥博物館」に到着です。
駐車場、とっても広かったですよ。

駐車場から博物館を臨んでいます。
心が高揚してきました。

 

上りの階段を示す案内板です。
 「近つ飛鳥博物館」
の文字で期待が高まります。

これまで何冊も、この大阪府立近つ飛鳥博物館での特別展示の図録を購入してきましたからね。
どんな展示をしているのか、すんごく楽しみにしていました。

殺風景な外観ですが、あの壁の向こうには・・・もう、堪りませんでしたよ。

・・・とは言いながら階段を上りきった建物の様子は撮っていないのでした、てへっ。

 

受付で入館手続きを済ませ、歩みを進めていきます。

諸説あるらしいのですが「聖徳太子の墓」の展示がありました。
画像は撮りつつも、掲載はしていません。
だって、画像では判り辛かったんです。

進んでいくと、

古墳時代、高貴な身分の男女。

 

古墳時時代、武装した男とシャーマン(女性)。

 

飛鳥時代、高貴な身分の男女。

 

白鳳~奈良時代、高貴な身分の男女。

そうそう、こうした判り易い展示がよろしいのです。

 

大阪ですからね、「四天王寺」の模型です。
向こう側に瓦が並んでいますね。
未だ、「四天王寺」を訪れたことが無いのです。
何れ近いうちに。

 

階下に緻密な「大仙陵」模型が見えてしまいました。
いやいや、慌てない慌てない。
「大仙陵」模型は逃げていきませんからね。

 

 

色んな埴輪が並んでいて、楽しかったですよ。

 

 

 

動物も、人間も、
古墳時代の生活が想像できます。
甲冑を着用した武人の埴輪、口を開けて勝ち鬨をあげているのでしょうかね。

 

 

出土した甲冑の復元展示です。

 

甲には毛皮が貼られ、羽が装着されていますね。
カッコいい復元品です。

 

漆などの塗料をかけているのでしょうか?
こうした羽根飾りの甲もあるのですね。
勿論、一兵卒用の甲ではないでしょう。
幹部クラスの武装って、地域によって相違があるのでしょうな。
考えただけでも楽しくなってきます。

 

うわぁ、図録で見た副葬された矢束の再現です。
間近でみると、迫力がありましたよ。

 

左側では矢束を篦(の:軸の部分)を切り取って、他の副葬品も納められていた様子を再現しています。
こうした〝凝り様〟って素晴らしいですよね。
この矢束を見ることができただけで、大満足でしたよ。

 

「大仙陵」模型に向かっていると、「タケノコ」埴輪が展示されていました。
この辺りの説明板は全く見ていないので、どういった意図による展示はまた今度訪れた時にしっかり確認してみますね。

 

 

建物の構造で展示を見ながら、緩やかな下り道を通って「大仙陵」模型に近付いていく様になっています。

「大仙陵」模型を横から観ています。
ちょいとした丘から臨んでいる感じです。

 

視点を高くしてみました。
地形を考慮すれば、実際にこの様子をみることができるかは判りませんが、築造当時にこれを観たら感動してしまいます。

 

 

「大仙陵」模型に近付いて、廻りながら観ていきます。

いやぁ、美しいですなぁ。

 

 

円い陪冢の再現です。
埴輪が整然と並べられています。
凄く小さいんですがね。

 

 

ほら、とっても緻密に造られています。
こうした拘りの造形に触れる(接する)と嬉しくなります。

 

これまた凄く小さいのですが、人間が並んでいます。
何らかの儀式がおこなわれている様子ですね。

 

 

陪冢としての前方後円墳や帆立貝形古墳が再現されています。
周濠もしっかりとつくり込まれています。
前方後円墳は両側に大きさの隔たりはありますが、「造り出し」を備えています。
何と素晴らしい模型なのでしょう。

 

 

高床の建造物が再現されている、特別エリアですね。

 

 

こちらも高床の建造物です。
濠に囲まれ、複数の見張り台が備えられています。
右側には整然と高床倉庫が並んでいます。
大きな高床の建造物は柵で囲まれ、手前では服装の異なる人びとが並んでいる様子が再現されています。
高床の建造物には〝朱い球体〟が掲げられていますから神殿なのでしょう。

 

 

ちょいと引いてみますと、濠を隔てた右側にも高床の建造物群が再現されています。
建造物の外観から総柱建物であることが判ります。
単純な高床倉庫ではありませんので、様々な物資等が保管されていたことでしょう。

濠には船が浮かべられ、人や物資が往来していたことを表現していますね。

 

 

また「大仙陵」模型に注目していきます。
三段で構成される墳丘、三重の周濠再現は本物に準拠しています。
葺石が敷き詰められている築造当初の姿、美し~いですね。
中国大陸や朝鮮半島から来た外交使節たちは船上から、〝天照大神の恵み〟(日光)を受けて白銀に輝く「大仙陵」の神々しい姿を目にしたことでしょう。

 

向こう側には、先に観た甲冑や矢束の展示が見えます。
廻りながら展示を鑑賞し、「大仙陵」模型に辿り着くことになっているのです。
楽し~いっ!

 

 

前方部周辺の陪冢の様子です。
前方後方墳が再現されているところが嬉しいですね。

 

 

庶民集落でしょうか。
環濠が施されているところも丁寧に再現されています。
「大仙陵」模型は、大仙陵古墳と陪冢だけでなく、古墳時代の人びとの営みまでを見事なまでに表現している素晴らしい造形でした。

 

後ろ髪を引かれる思いで「大仙陵」模型をあとにすると

古墳時代のお馬さんが出迎えてくれます。
西洋馬と比べると背が低いですが、古墳時代当時の人間は現在よりも身長が低かったので丁度良いのです。

 

古墳時代のお馬さんの骨格です。
良好な状態で発見されました。
丁寧に埋葬されたことが推測できますね。

 

他にも興味深い展示があり、たくさん画像を撮りました
・・・が、今回はこのくらいにしておきます。

施設や展示は、とても興味深いものでした。
ひとつ残念なことは「売店」です。
受付の周辺に図録やグッズを販売するコーナーはありました。
図録は売れてしまうので、在庫図録の種類について意見はありません。
吟味しながら何冊も購入しましたので。
それに対し、グッズの種類が・・・ね。
特別展示がおこなわれた際に〝力の入ったグッズ〟が並ぶ売店を東京の博物館で何度も目にしているので期待し過ぎているのかもしれませんが。
聞き入れられるか否かは別に、意見しておきましょうかね。

摂津国・河内国にはまた遊びにいきますのでね、タイミングを見計らって「大阪府立近つ飛鳥博物館」を訪れますよ。

2023年10月16日

限定数100体、3時間で完売したそうですよ。

「イSム」様のTanaCOCORO「空也上人」が緊急再販されるということで、ロジスティックセンターにうかがって参りました。箱から姿を現した今回の空也、初版よりも黒っぽいと感じました。「河越御所」で撮影した時は明るめの画像になってしまいましたが、その結果、橙色が濃淡で各所に差され雰囲気が明るいものになっていることが判りました。同一の造形であってもやはり、製作ロットが違えば特徴・個性も違ってきてしまいます。その内、落ち着いたら新旧TanaCOCORO「空也上人」の比較をしてみましょうか。

2023年10月09日

蝦夷征討の途次、「鎮守府八幡宮」に参拝してきました。

不定期実施の蝦夷征討で、陸奥国に出向いてきました。今年(2023年)も酷暑でしたからね。汗塗れとなりながら、胆沢城を巡回しました。体調を考慮して途中で止めちゃいましたがね。前回は朱印帳の持参を失念していましたので、今回こそ朱印を頂戴するため意志を強くもって「鎮守府八幡宮」を訪れました。参拝客が多い訳でもなく、立地もあまり交通の便が良いとは言えず・・・なのですが、八幡宮としての凜とした雰囲気は凄いんです。拝殿・本殿の左側に御座します神木は相変わらず神秘的なパワーを放って忌ました。観光客が多い寺社では考えられない程の長閑さで、朱印を頂戴するまでにかなりの時間を要しました。待ったことは全く苦ではありませんよ。寧ろ、ゆっくりと境内・社殿を愛でることができたので、とても心が安らいだ素敵な時間をいただいたと喜んでおりまする。

2023年09月24日

〝ある用〟がありましたので、鎌倉・長谷寺に参詣してきました。

もう過ぎ去ってしまった話題ですが葉月の末、相模国鎌倉の長谷寺を初めて参詣してきました。善き晴天に恵まれましたが、「河越御所」はそもそも鎌倉のことを好きではありません。仕事や用事があれば出向きますが、そうでなければ足を踏み入れることは避けています。今回はですね〝2年越しの用事〟があり、時間の経過と共に実行が先延ばしになってしまうという懸念もあったことから、思い切っての鎌倉入りでした。観光スポットですからね、外国人も含む参拝客が多うございました。片道3時間程掛かったのですが、長谷寺での滞在時間は1時間弱でした。イイんです、目的は達成されましたのでね。距離はありましたが海を観ることができましたし、「しらす丼」を楽しむこともできました。

2023年09月19日

1945(昭和20)年8月15日から・・・78年が経ちました。

今年も正午から「玉音放送」を流しました。

様々な評価や議論がありますが、昭和天皇が大日本帝国臣民・軍人に
 「堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カム」
 「挙国一家子孫相伝ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ総力ヲ将来ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏ク」
とポツダム宣言の受諾と大日本帝国の戦闘状態を休止することを語り掛けたものです。

繋がった文章の抜粋であるため、現代の常識・感覚では到底許容できない部分もありますが、赤文字にしたところは大日本帝国から日本国へと〝生まれ変わる〟意志を象徴しているものと解釈しております。
現実は単純ではありませんでしたがね。

各視点からの批評、各種思想があって然るべきと考えます。
それでも「平和」に感謝する気持ちは大切にしていきたいと存じております。

2023年08月15日

TanaCOCOROサイズでも「蔵王権現」の迫力は凄いものでした。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑭ 「蔵王権現」(イSム「掌」)購入オーディション」を掲載しました。

もう半月以上、経過してしまいましたが、TanaCOCORO「蔵王権現」を迎えに行ってきました。「河越御所」には、もう絶版になってしまったStandardサイズが居るので、その脇侍として2体を連れ帰ってきましたよ。いつもお世話になっているスタッフ様のご協力により、この度も購入オーディションを開催してまいりました。4体も並べてみると表情は勿論、それぞれに個性がありましてな。どれを連れて帰るか悩みましたよ。でも、いつもの如くとても楽しかったのです。この大和国如意輪寺モデルの「蔵王権現」はとても人気だそうで発売後数日のうちに完売となってしまいました。未だ入手されていない購入の意思をお持ちの皆様、Amazon様で若干数の取り扱いがございます。呉々も詐欺サイトなんぞに騙されないでください。絶版・完売の仏像フィギュア(イSム様の場合は「インテリア仏像」)が安価設定されているのは全て詐欺サイトですからね。

2023年06月13日

中尊寺をじっくりと楽しんできました。

 探訪エンターテイメント部門「陸奥国中尊寺(岩手県)その弐」を掲載しました。

 弥生(3月)に陸奥国平泉を訪れた時のお話です。前の中尊寺参詣は如月(二月)で、時間も限られていた〝駆け足参詣〟でした。この時(弥生)は任務も終了して、時間にゆとりを以て中尊寺を楽しむことができました。月見坂を上り、参道沿いの諸堂を訪ね、朱印授与をしている堂では朱印をいただき、「かんざん亭」様で昼ご飯等を楽しみ、讃衡蔵および金色堂で奥州藤原氏の栄華の一端に触れ、特に旧覆堂を愛でてきました。旧覆堂は室町時代に現在の姿になったそうです。木組みの合わせ目に注目すると朱の顔料の痕跡が確認できます。朱色の覆堂の中に金色堂が収まっていた光景、想像すると楽しいですよ。

2023年05月24日

「平泉黄金バウム」の現在。

2022(令和4)年末に、陸奥国から貢物が届きましたよ。
               (だいぶ前にまとめていた記事です)

 「平泉黄金バウム」

がねっ。2個、届く予定だったのですが、いろいろとありましてな、1個だけになってしまいました。

「平泉黄金バウム」とは以前にも出会っておりまして、中尊寺境内の讃衡蔵(さんこうぞう)隣の売店で購入しました。
コロナ禍の影響により、現在では販売場所が限られております。残念ながら讃衡蔵隣の売店での販売は休止となっております。

当時は見本品が展示してあって、それを見てテンションが上がり、購入しました。
その時の印象は〝とても金色が美しいバウムクーヘンだ・・・〟というものでした。
実際、現在ネット上にある画像でも公式サイトに掲載されていたものは〝金色〟が強めです。

そうした昔の記憶に拠りながら、楽しみにしていました。

送られてきた箱から取り出したのがこちら。
画像を撮るため、壁へ斜めに立て掛けております。

 

平らなところに置いて見ています。

 

折角なので視点を変えて

見てみました。
廻して見られることを想定した箱になっていますね。

 

HIRAIZUMI
  OHGON
  BAUM

 

日本の文化に興味・理解を示されている外国人観光客の皆様にはウケることでしょう。
当然、日本人観光客の方々にもウケますよ。

 

ワクワクしながら、箱の中から本体を取り出します。

こんな感じです。
おやっ?金色っぽくない?

 

こうした〝拘りの原材料〟の説明がありましてな、

 

反対側(表側)には
目映いばかりの「金色」を纏った黄金バウムの姿が。

 

拡大しちゃいますね。
ほら、鮮やかな金色。

 

ネット上で捜すと
見ているだけで幸せ感が込み上げてくる画像も出てきましたぞ。

何とも凄い「画力」(えぢから)なのでしょう(笑)。
「河越御所」のパソコンの壁紙にしちゃおうかと思っちゃいましたよ。

 

説明書を退けた画像です。
やはり金色というよりも、パールグレーって感じ。

 

食用パールパウダーの砂糖衣で包まれているのだそうです。

詳しき事は判りませんが、
 以前購入した金色の黄金バウムは3,000円だったと記憶しています。
 現在のパールグレーの黄金バウムは税込で2,000円ちょっと。
時期やサイズ等で違いがあるのでしょうかね。

 

現行のも(パールグレー)のは
 ・事前予約して店頭購入で2,100円超だったか。
 ・店頭販売品はちょっと訳ありで2,000円を下まわる価格(1900円くらいだったか。
実際に店頭にうかがって価格表示を見たのですが、正確に記憶していません。

 

まぁね、金(価格)の話は置いといて、麗しき姿を愛でましょうか。

光の色や光の当たり具合もあるのでしょうが、美しいのですわ。

 

カバーを外しました。
写真でも美しさが伝わることでしょうが、実際に目の当たりにすると惚れ惚れしますよ。

 

かなりの肉厚になっています。
こりゃ、喰ったら腹一杯になりますわな。
まるまる一個じゃなくて、切り分けたとしてもですよ。

 

横から観察すると、上下で少々色合いが異なっておりますね。
下部には食用金箔が散らされています。

 

金箔散らし部分を拡大すると、こんな感じです。

 

 

撮影が済みましたので、食すために斬りました。

斬ってから気付くのですが、もっと粋な斬り方をすれば良かったと後悔してしまいました。
皆で分けるということで、この様に斬ったのですがね。
いや、それにしても肉厚であることがお判りいただけたことでしょう。

 

斜めに斬った様子も採っておきましたよ。

 

塗り重ねられたパールグレーの砂糖の層、案外硬くて、斜めに斬るのが難儀でしたよ。

押さえていたら、手のひらに薄らと金色が付いちゃいました。
見た感じ目立ちませんが、「黄金」バウムでしたわ。

2023年05月16日

天燈鬼も竜燈鬼も〝艶やかさ〟に注目して連れて帰ってきました。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑬ 『天燈鬼』&『竜燈鬼』(イSム「掌」)購入のオーディション」を掲載しました。

販売価格改定ということで「イSム」様ロジスティックセンターへ連絡を入れ、お邪魔してきましたよ。だって1万円ちょいも価格が上昇しちゃうんですからね。天燈鬼&竜燈鬼、各3体ずつご用意いただきまして、オーディションしてきました。スタッフ様、いつもお手数をお掛けして申し訳なく思いつつ、楽しませてくださいまして有り難うございました。
小さい画像ですが、実際計6体が目の前に並んでいると、掌サイズですが迫力が凄いんです。光の当たり具合もあるのでしょうが〝艶やか〟つまりテカリ具合が顕著だった1体ずつを「河越御所」に連れ帰ることにしました。特に竜燈鬼3体を並べた画像が気に入っています。小さくても迫力のある邪鬼たちの魅力、本編でお楽しみくださいな。

2023年03月30日

よく長屋王の〝呪い〟って謂われますが、違うんぢゃないですかねぇ。

 探訪エンターテイメント部門「大和国平城京長屋王邸跡(奈良県)」を掲載しました。

去夏(2022の夏)のお話ですよ。これまで何度も大和国に出向いていましたが、電車の窓から遠目に「アレが長屋王の屋敷跡か・・・」と眺めているだけでした。一度車で行くと、奈良駅からそんなに遠くなく、買い物をすれば駐車場は無料なので、平城宮跡も徒歩圏内(共感されないかも)なので案外楽しめる観光スポットということで、その後も訪れています。今回は最初の訪問時のことです。以前から〝長屋王の祟り/呪い〟と謂われているのを知っていましたが、改めて考えてみると「祟り」は屋敷跡を潰されちゃったからか、と思えるのですが、「呪い」は違うんぢゃないかと。『続日本紀』にも「誣告」(ぶこく)とありますが、それは長屋王没後の話なので、もし〝長屋王の呪い〟があるとすれば藤原不比等の息子・四兄弟になるのではないか?でも藤原房前は長屋王のことを積極的に排除しようとは思っていなかった様ですしね。つまり経営破綻したのは経営母体の責任であって長屋王のせいではないということ。だって訪れてみたら怒っている感じ、しませんでしたもん。

2023年03月22日

法隆寺門前の土産物屋で見つけた竹炭・阿修羅像。

 仏像エンターテイメント部門「阿修羅(東邦製鏡株式会社 インテリア仏像 竹炭コーティング)」を掲載しました。

法隆寺門前の「松本屋」様で〝竹炭コーティング〟という新たな概念の阿修羅像と遭遇しました。法隆寺門前で興福寺モデルの阿修羅を購入するとは思っていませんでしたが、こういうのって縁ですからね。2,800円という価格にもかかわらず、全体のバランスがとれているのですよ。大阪の「東邦製鏡株式会社」様が発売されているものです。
また法隆寺に参詣しますのでね。「松本屋」様で今度は「斑鳩名物 竜田揚げ定食」をいただく予定です。「柿ソフトクリーム」もね。おばちゃん、また寄らせていただきますぞ。

2023年03月13日

ドラゴンとの接触を記念して、木造「龍王辨財天」を迎えました。

 仏像エンターテイメント部門「龍王弁財天(たまふり屋 上野国・水澤寺モデル)」を掲載しました。

これまで仏像フィギュアは〝ポリストーン製〟のものだけを収集対象としてきました。2022(令和4)年の夏から年末にかけて、大和国に三度遠征をした時、何れの折りも「龍」(ドラゴン)との接点が複数回ございました。現地では気付かずとも、帰還してからの画像整理等で気付かされることも屡々でした。鈍感であるため、ライブでの「龍」(ドラゴン)との交流ができないのですが、「龍」(ドラゴン)との接点を記念してだけでなく、忘れないために「たまふり屋」様の木造「五徳山 水澤観世音 龍王弁財天」を迎えることにしました。木像ならではの〝温もり〟と、まるで活きているかの如き表情が素敵でした。これからも「たまふり屋」様の木像を、機会をみながら迎えようと考えております。

2023年03月08日

掌サイズの迦楼羅王って、顔の向きがみんな違うんです!?。

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑫ 迦楼羅王(イSム「掌」限定200体)購入のオーディション」を掲載しました。

最近、「イSム」様のインテリア仏像の終売(廃盤)が続いていますよね。心底、哀しく感じています。先の更新で採り上げた室生寺モデルの十一面観音は製品化のリクエストが多く寄せられたことで販売が実現したものの、発売当初は飛ぶ様に売れたそうです。でもその後の売れ行き状態で・・・。迦楼羅王もStandardサイズの人気があって、掌サイズでの発売が実現したといいます。200体という限定がありましたがね。今回の購入にあたってのオーディションは4体中の2体を〝お持ち帰り〟するという設定でしたので、宝冠の煌めき具合を基準に判断しました。でも帰還してから画像を見比べてみると、4体中2体が真っ正面を向き、残りの2体は中心線から見ると左側を向いていました。特に1体は大きく左側を向いていました。次、迦楼羅王の掌サイズが再販された時は、早い時期に購入オーディションを開催し、〝顔の向き〟を判断基準に〝お持ち帰り〟する迦楼羅王を決めようと考えています。

2023年02月24日

ミッションで訪れた金色堂で、不思議な光(球体)と遭遇しましたよ。

 探訪エンターテイメント部門「陸奥国中尊寺(岩手県)」を掲載しました。

急用が生じたため、7~8年ぶりに平泉の中尊寺に参詣してきました。雪の残っている季節に中尊寺を訪れたのは初めてです。晴天でしたが、観光・参拝客の方が少ない日でした。
目を酷使していたので、「峯薬師堂」に立ち寄ることができて良かったと感じています。
時間が限られていたのですが、讃衡蔵をまぁまぁ時間を掛け、金色堂はじっくりと楽しみました。覆堂に向かう際、〝天照大神の恵み〟が強く射してきて、緑色の光(球体)がまるで金色堂へ誘うかの様な動きを見せていました。現場では気付かなかったのですが、帰還して画像整理をしていて認識しました。不思議なことですが、もはや驚く様な事ではなくなってしまいましたがね(笑)。

2023年02月23日

本物「十一面観音」と繋がったから「One of One Thousand」?

 仏像エンターテイメント部門「特別企画⑪ 十一面観音立像(イSムStandard)購入のオーディション」を掲載しました。

久し振りの「仏像エンターテイメント部門」の通更新にございます。ネタは豊富なのですがね、どうしても詐欺「征伐」エンターテイメントの軍事作戦を優先してしまいます。流石に毎日とはいきませんが、こちらは週3~4度の更新を心掛けております。詐欺「征伐」が終了したならば、「河越御所」にとって下品・下劣な詐欺ヤロウと関わったことは黒歴史になるのですよ。今回の更新は、詐欺「征伐」で薄汚れた「河越御所」を浄化するかの如き内容です。知り合いの真言宗の御坊から既に「繋がる」ということを教えていただきました。それが突然、体感できたのですよ。ここに掲げた画像は、「イSム」様の東松山ロジスティックセンターでおこなわれました、終売予告が発表された「十一面観音立像Standard」(大和国室生寺モデル)の購入オーディションで「河越御所」に〝お持ち帰りしなかった〟十一面観音のお姿です。どちらとも相当「魅力的」な十一面観音でした。インテリア仏像を大切にする方に購入されることを切に願っていますよ。

2023年02月20日

「福島限定 もも棒」(福島県)

かなり時間が経過してしまいましたがね、仕事で陸奥国は会津(福島県)に出向いた折、土産物売場の目立たぬ場所に埋まっていましたよ。
 「福島限定 もも棒」
が(笑)。
勿論、「会津馬刺し棒 にんにく辛子味噌味」の隣でした。

30本が、ギッシリと詰め込まれています。
棒状スナック菓子、「うまい棒」なんだそうです。こういうのって楽しいですよね(笑)。

袋から4本出して、立てました。
「桃」は呪術的アイテムとしても使われる、美味なる果実ですね。
魔物に追い掛けられた時、奴等に放り投げると、スルスルと実をなして奴等(魔物)の足止めをしてくれます。魔物に追い掛けられたことはありません、ネット上で詐欺ヤロウにストーキングされていますけれどね(笑)。彼奴等に「桃」は放りませんよ。罵詈雑言しか浴びせません(笑)。

 

気になる表記がありましたので、拡大してみました。
  ピーチソルト仕立て 
・・・って。
確かに、桃のテイストよりも甘塩感が強い印象がありました。

 

中身(棒状スナック菓子)は、こんな感じ。
見た目は〝うまい棒〟と変わりありません。ココは馬刺し棒と全くの同文です。
よっく観ると、小っさいですが桃のイラストに「 桃風味 」の文字が載っかっています。
決して「桃の味です」と断言していない。絶妙ですよね、この表示(笑)。

 

「桃の味」とは違う、甘塩っぱい感じ・・・。
あぁ、これが「 ピーチソルト 」(仕立て)の味なのか・・・、と納得です。
「桃の味」を堪能したければ桃を喰らえば良いのです。
この「ピーチソルト」(仕立て)を楽しめる〝心の余裕〟が欲しいですよね。

こちらも袋に30本まとまって入っていましたのでね、職場の同僚や遊び相手等に散蒔きましたよ。
やはり、みんなウケていましたぞ(笑)。

因みに今回も詐欺ヤロウが画像を盗用したら、早々に「〝詐欺の本分〟を忘れた」シリーズで吊し上げてやります。だって、売る気が全く無いのに「河越御所」の画像・記事を盗むだけの嫌がらせをしているだけだから(詐欺だもの)。吊し上げられることが判りきっているのに〝盗む〟んですよ。もう病気ですからね(笑)。当方としても既にターゲットは複数捕らえていますのでね(笑)。

2023年01月29日

会津限定「会津馬刺し棒 にんにく辛子味噌味」(福島県)

かなり時間が経過してしまいましたがね、仕事で陸奥国は会津(福島県)に出向いた折、土産物売場の目立たぬ場所に埋まっていましたよ。
 「会津馬刺し棒 にんにく辛子味噌味」
が(笑)。

30本が、ギッシリと詰め込まれています。
棒状スナック菓子、「うまい棒」なんだそうです。こういうのってセーフですよね(笑)。

袋から3本出して、立てました。
武人にとって「馬」は大切な愛玩動物であり、また戦友でもあります。
自ら屠って喰らうということはありませなんだが、馬肉食文化のある地域を訪れると、必ずではありませんがいただいちゃうことが多いですね。
パッケージの馬肉が美味そう。

中身(棒状スナック菓子)は、こんな感じ。
見た目は〝うまい棒〟と変わりありません。

 

会津に赴いた時、実際には馬肉を食していなかったのですが、相続力も駆使すると
 〝馬肉を食している〟
感じになるのです(笑)。

30本も入っていましたのでね、職場の同僚や遊び相手等に散蒔きましたよ。
みんなウケていましたぞ(笑)。

因みに詐欺ヤロウが画像盗用したら、早速「〝詐欺の本分〟を忘れた」シリーズで吊し上げてやりますよ(笑)。

2023年01月28日

新規オープンした収蔵庫入口で出逢いました。

 仏像エンターテイメント部門「空也上人立像(海洋堂 六波羅蜜寺公認)」を掲載しました。

年末(2022年)の駆足初詣の最初は山城国・六波羅蜜寺でした。東京国立博物館での特別展「空也上人と六波羅蜜寺」に行かなかったことで、海洋堂「空也上人立像」フィギュアを入手していなかったからです。ネット上で〝六波羅蜜寺で売っている〟という未確認情報を元に、久し振りに参詣してきました。2022(令和4)年5月に「六波羅蜜寺 令和館 重要文化財収蔵庫」がオープンしたことで、本堂の外縁を廻ることができなくなってしまいましたが、2階建の収蔵庫は良かったですよ。収蔵庫入口の近くに設定された売店コーナーで海洋堂「空也」を発見することができました。東博での販売価格は9,000円でしたが、六波羅蜜寺での売値は11,000円でした。でもオークションだと15,000円超ですからね。差額分は寺の運営のために役立つのであればと思っています。今後も六波羅蜜寺に参詣したいと考えています。その時は、また海洋堂「空也」を連れ帰る予定です。

2023年01月15日

初めて六波羅蜜寺「踊躍念仏厳修」を拝見し、幸せな気分になりました。

 探訪エンターテイメント部門「山城国六波羅蜜寺(京都府)」を掲載しました。

2022(令和5)年末の駆足初詣、実行してきましたよ。今回は時間的なゆとりをもてたので〝欲張りプラン〟を立てて山城国・大和国で遊んできました。一発目に訪れたのが、空也で有名な六波羅蜜寺でした。平安時代末期は平氏一門の邸宅が集中していた場所ですし、承久の乱後には六波羅探題が置かれた場所でもあります。六波羅蜜寺の本堂は南北朝時代に建てられたものが現在に伝わっており、外観・外陣・内陣と3種類の雰囲気を楽しむことができます。また2022(令和4)年5月に「令和館」(宝物館)がオープンしていて、有名な空也造・清盛像が立派なガラスケースの中に展示されていました。偶々年末におこなわれている「踊躍念仏厳修」を拝見することができ、温かく柔らかい雰囲気に包まれながら、幸せで楽しい気持ちになりましたよ。

2023年01月02日