豊臣秀吉公の三面大黒天 1たままふり屋 10㎝)

「仏像ワールド」様より「訳ありアウトレットセール 2025年春」のお知らせが届きました。
その中に
 豊臣秀吉公の三面大黒天(10㎝)
が居りましたので、何時もお世話になっているスタッフ様に問い合わせ、株式会社MORITA様本社に迎えにいってきました。

『訳あり』ということでしたのでね、何時もの様な購入オーディションはせず、お世話になっているスタッフ様が倉庫から連れてきてくださった三面大黒天を連れて帰りました。

外箱は、こんな感じです。

 

蓋を開けると

こんな感じ。
木造なので、湿気防止の為にビニール袋に入っていて、乾燥剤も同梱されていました。

 

箱・袋から解放しますと

三面大黒天は、この様なお姿になっています。
『訳あり』ということで、高台寺円徳院の尾札は付属していません。
高台寺円徳院にて開眼供養はなされていません。
と、いうことをスタッフ様から、ご説明を受けました。

いいんですよ、開眼供養無しで。
羽柴秀吉を助けた三面大黒天が、どんな姿をしているのかを知りたかったのでね。

 

360度、回転させました。

写真では、よく目にしていましたが、立体的にはこういう姿だったのですね。

 

三面大黒天の正面、大黒天のお顔です。

何と福々しい笑顔なのでしょう。
大黒天って忿怒相ばかりだと思っていましたのでね。

 

大黒天の左側には

眉をつり上げた毘沙門天のお顔が据えられています。
毘沙門天は四天王の、更には七福神の一柱で各種の福縁を授ける利益があります。

 

大黒天の右側には

大黒天と同様に優しい笑みを浮かべた弁財天のお顔が据えられています。
弁財天は七福神の一柱で材福の神として位置付けられています。

 

三面の何れもが、人びとに福を招く利益を有しているということで

篤く信仰されているのでしょう。

あらっ、金色の木槌に傷が付いていますね。
『訳あり』の一端が見つかりました。

 

福々しい笑顔に、金色の木槌が映えていますね。

 

正面からだけでなく左から見ても、右から見ても穏やかな笑みをたたえていますね。
つられて、此方も笑顔になってしまいそうですな(笑)。

 

大黒天の右側で輝く金色の木槌、

〝打ち出の小槌〟ですよね。
振ることで何度も出てくるという設定ですね。
それだったら、この小槌欲しい(笑)。

高台寺三面大黒天を観察すると、諸処に金の彩色が遺っていることから、嘗ては全体が金色に輝いていたことが推測されています。

 

左肩には「七宝袋」を担いでいます。
中には善き物が仰山入っていることでしょうな。

 

三面大黒天は、宝珠の模様が付いた俵の上に座っています。

結跏趺坐ではなく、膝を突いている様です。
大黒天と俵は一体化しています。

 

後方に回っていましょう。

背中や袋に擦り傷がありますね。
〝訳あり〟で通常のほぼ半額ですから、木にしませんよ。
単なる飾り物として、購入しましたのでね。

 

木造特有の温かさ感じられます。

でも、よく観ると擦り傷がありますね。
大丈夫、単なる飾り物として購入しましたからね。

 

腰元周辺の様子です。

腰元にも小さい傷がありますね。
何故、この様に小さな傷が複数生じるのでしょうかね?
そのお陰で、安価に三面大黒天を購入することができた訳ですが。

 

実物よりも小振りということですが

常時身近に置いておくことで、イイ事がありそうな感じです。
まだ販売数はゆとりがあるそうですよ。
羽柴秀吉ファンではなくても、三面大黒天にご興味をお持ちの方は現在がチャンスですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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