2021.8.26 東京国立博物館の常設展に居る〝木彫りの猿〟。

2021.8.26 東京国立博物館の常設展に居る〝木彫りの猿〟。

高村光雲(たかむらこううん)による「老猿」(ろうえん)です。
この像は、1893(明治26)年のシカゴ万国博覧会に「老猿」の名で出品されました。
材質は年月を経て茶褐色となった栃(とち)の大木を用い、知り合いから生きた猿を借りてきて観察した上で制作されたのだそうです。
大鷲と戦って殺気立った姿を表現しているのだといいます。
東京国立博物館・本館18室に、10月31日まで居るそうです。〝いつも居る〟印象だったので余り意識していなかったのですよ。
売店に行くと縮小版の木彫「老猿」が販売されています(価格は4万円超でしたか?)。
特にこだわりがある訳ではありませんが、玄関に居ると楽しいですね。